ネイマールと同年柴崎岳 ブラジル戦苦い思い出 |
14日、シンガポールで行われた、サッカーの国際親善試合ブラジル戦。日本代表は今年のブラジルワールドカップ(W杯)で4得点したネイマールに、1人で4得点を許し、0-4の完敗を喫した。そんな中、新たな司令塔として期待されているのが22歳のMF柴崎岳(鹿島)。アギーレ監督は「ワールドクラス」と高く評価したが、代表3戦目の柴崎自身の中には、壁にぶつかり、苦い思いが残った。
これまで同様に前半は鋭い動きも見せたが、ブラジルは格が違う相手だった。ゴール前で裏に抜けだそうとして、はじき飛ばされる場面もあった。そして日本の2失点目は柴崎自身のミスから始まり、ネイマールにゴールを許した。
上野デリヘル
ブラジルには「どれだけ通用するか楽しみ」と対戦を心待ちにしてきた選手がいた。同じ年のネイマールだ。2009年、U17(17歳以下)W杯で対戦し、ブラジルには2-3で敗戦。3年後の12年暮れ、J1鹿島でベストヤングプレーヤー賞を受賞した際にも柴崎は、「彼に一歩でも近づき、日本を代表する選手にならないと世界で戦えない」と言及。すでに世界に羽ばたいていたネイマールを意識していた。
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